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棚板の固定方法はどうすれば丈夫なものが出来るのか。

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棚板の固定方法を考える。

そこそこ材料が決まってきたら、どんな方法で棚板を固定するのがいいのか考えます。

重い本を入れるからには、丈夫なものがいいですし、せっかく作るからには見た目も美しくしたいもの。しかしいきなりプロ級のものは作れないので、自分でどこまでできるの、そこは無理のない方法を検討してみます。

棚板の固定について思いつく限りのパターンを並べてみました。

スノコっぽく角材の上に板をのせる「すのこ式」

棚板固定、すのこ式

難易度☆☆
強度 ☆☆☆☆
見た目☆☆

側板に角材を取付け、棚板を上から載せるやり方。
棚板は載せるだけでなく、角材に固定すれば強度はかなり上がります。採寸をしっかりして、曲がらないように固定できればいいので、初心者でも取り付けやすい方法です。
ただし棚の上の方までめいっぱい使うとなると、角材の部分がひっかかって邪魔になることがあります。この場合はゆとりある大きさで棚の高さを考えた方がよいです。

L字金具を使う

棚板固定、L字金具

難易度☆
強度 ☆☆☆
見た目☆☆

側板に棚板をビスで突き付けて接合し、棚板を下から支えるようにL字金具をつけて固定します。
側板にビス穴があくので、気になる場合は丸棒か木ダボで隠し釘をする。もしくは木工パテで埋めちゃうと穴のない側板になります。

L字金具は、重さに耐えられる厚手のものを選ぶとかなり強度が増します。

金具の厚さ分だけ少し削って接合部分をフラットにできると仕上がりもかなりキレイで無駄なく使えるんですけども、その場合はまた専用の道具が必要になりますね。

ダボを使う

棚板固定、木ダボ

難易度☆☆☆
強度 ☆☆
見た目☆☆☆☆

側板と棚板の側面にダボ穴をあけて木ダボで継ぐやり方です。
まっすぐダボの穴あけをするのが慣れないと難しいけれど、側板の側面にビスの穴をあけなくてもいいので、スッキリときれいに仕上がります。
固定できる道具(クランプなど)とダボ穴をあけるためのガイドがないと厳しいです。

大入れ組手式

棚板固定、大入れ組手

難易度☆☆☆☆☆
強度 ☆☆☆☆☆
見た目☆☆☆☆☆

難易度の高い上級技。
側板に溝を掘り、棚板をそこへ差し込みます。なので溝を掘る道具が必要になります。
組手にするのが一番強度が高く、ネジ穴もつかず美観を損ねないので、いつかはこの方法で挑戦できるようになりたいです。

木枠にパネル方式

棚板固定、パネル式

難易度☆☆
強度 ☆☆☆
見た目☆☆

棚板は木枠を作ってから薄い板(ベニヤなどのパネル)を載せて作るようにし、側板にビスとボンドで固定します。
いも継ぎよりも強度があって、スノコ式よりも棚板部分がスッキリしてみえます。側板はビス穴があくので、気になる場合はふさぐとよいでしょう。

本棚でこれをやると部品が多くて面倒になるので、どちらかというとサイズの大きなシェルフを作るときに使う方法かもしれません。

いも継ぎ

棚板固定、いも継ぎ

難易度☆
強度 ☆☆☆☆
見た目☆☆

木ネジや釘、木工用ボンドを使って側板に棚板の側面を突き付けて固定する方法。
一番手っ取り早いので、一般的に接合する方法はこれだと思います。

強度を出すなら木工用ボンドは鉄板
ただし本しか入れない本棚を作るなら、いも継ぎで固定すると接合面積が狭く、ネジにかなりの負荷がかかってしまうので強度的には心配です。ある日突然棚が外れてしまうかもしれません。
いも継ぎで接合するなら、L字金具を併用するなどして力がかかる場所を増やすようにしたいところです。

※☆の数は書籍も参考していますが、実際に作ってみての私の主観も入っています。

慣れないうちはやりやすい方法で。

一番強度が強い本棚を作るには「大入れ組手」で作る方法ですが、正確な墨付けとカットを要するため、初心者でいきなりこの方法で作るのはかなり難易度が高いと思われます。

手っ取り早いのは「いも継ぎ」という方法です。しかし棚の形はできあがりますが、使う木材によっては頼りないものができあがりますので、材料によっては角材を使うなり金具を使うなり、何かしら補強する手立ては考えた方が壊れにくいものが出来上がります。

無難に強度もあって、使う道具が少なくて済むのが「スノコ式」か、「パネル式」です。パネル式は部品が多くなってしまうので、数段の棚をこしらえるなら結構めんどくさい感じになります。

木ダボを使うなら、木ダボを入れる穴をあけるためにビットやまっすぐ穴あけするガイドが必要になります。

どの方法が正解かというより、作る棚の大きさや自分の技量にあわせて棚板の固定方法を考えてみるのがよいのではないでしょうか。

いも継ぎにL字金具に隠し釘
ちなみに私は、今回は「L字金具」で固定し、ネジ穴は隠し釘で塞ぐことにしました。強度もそこそこ、なんといっても難易度があまり高くない方法かなということで。

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