OSBボードに塗装をしてスベスベの手触りにする方法

塗装をする

OSBに塗装。これ一回やってみたかったんですよね。

厳密にはやり方は違うかもしれませんが、なんとか形にはなったのでその塗装方法をお話します。手触りスベスベ&そこそこ耐水な仕様です。

OSBボードとは

OSBボードとは、細かく砕いた木片を接着して作られた板です。独自の風合いは、見たことがあるんじゃないでしょうか。詳しい特徴や加工方法などは別ページで用意していますので、そちらをご覧ください。

塗装の流れ

ひたすらヤスリをかける

OSBボードは接着剤が表面に施されているので、そのままでは塗料がのりにくいです。なので、最初に、表面が白っぽくなるまでひたすらヤスリがけします。

最初は80番~120番くらいの荒目。次に240番くらいの中目で整えるくらいでよいです。

ヤスリがけする前とやった後を比べてみると、わかりやすいでしょうか。ヤスリがけすると色白になって表面がきれいになっていくんですよ。削りカスの粉がたくさん出るので、掃除機で吸い取ったり、ウエスで拭き取りましょう。

との粉を使う

次にとの粉を用意。使い方はパッケージの裏にも書いていますが、との粉100gに対して水を約90ccくらいの割合で作ります。

最初にとの粉と水を軽く混ぜたら5分くらい放置すると、とろみが出てきます。そうしたら塗ってよし。水の割合はそんなに細かく図らなくても、との粉よりちょっと少ないくらいで溶けばよいです。

刷毛を使って塗り拡げます。刷毛のあととか気にしなくていいです。大事なのは、溝やくぼみにとの粉を入れることだけ。

全面に塗り終えて、半乾きになったところで拭き取っていきます。くぼみに入ったとの粉まで丁寧に拭き上げてはだめですよ。表面についた部分だけ取り除くイメージで。

塗ったとの粉が乾ききると白くなります。 との粉の乾燥時間は30分~1時間。湿度や天気、材料によって乾燥時間は変わってきます。OSBは乾きにくいです。気長に待ちましょう。

完全に乾いたら、またしても 240番くらいでヤスリがけします。

穴が深い部分は、埋まりきらない模様。もう一回との粉を塗ってもいいですが、との粉は粒子が細かくて深い穴の目止めには、ちょっと足りないのかなあと。そこで、強行手段に出ました。

一回着色してみる

色味がどうも凹凸具合をわかりにくくしてるので、ここで一回ステインをウエスで塗装してみます。

一見これでもよさそうですが、よく見ると穴が目立ってます。

パテで埋める

そこで、今度は木工用パテを使います。

ヘラで表面を慣らしながら刷り込むように埋めていき、

パテが乾いたらまたしてもヤスリがけ。これで、かなりきれいな仕上がりになりました。ここまでで、下地の完了です・・・。長い。

水性ステインで着色

穴埋めが終わったら、本格着色です。といっても、ウエスでステインを刷り込むくらいなんですけども。

穴埋めしたところに着色すると、表面がスッキリ。

水性ウレタンニスでコーティング

最後に水性ウレタンニスでコーティングします。

今回使ってみたのは、カンペハピオの水性ウレタン着色ニス。とうめい。着色ニスって書いてますけど、無色透明でツヤは出るタイプ。

本当はつや消しタイプがほしかったけど、店頭になくて面倒だからこれでもいいかと買ってきました。ワシンのニスより若干お値段安めなんですよ。

食品衛生法にも適合されてるニスです。水性なのでシンナー臭はしません。でも、乾ききらなうちは微量でも臭いはでるので、換気は必要ですよ。

「ツヤあり」を「つや消し」の状態で仕上げる方法

ツヤの出るタイプのニスでもやり方でつや消しっぽくはできるんですよ。

とりあえず、普通に水で若干薄めた水性ウレタンニスを塗っていきます。乾いたら2度目、軽くヤスリでなでてから3度目・・・と行った具合に、3~4回は重ね塗りします。

(水性ウレタンニスの塗り方は、以下のページもどうぞ。)

薄く重ね塗り。これがきれいに仕上げる基本ですよ。

ツヤありニス塗っただけ

一応これで完成・・といってもいいんですが、ツヤありの状態だと、どうも安っぽくなっちゃうんですよね。そこで・・

600番くらいのナイロン製のヤスリで表面を軽く剃ってあえて細かい傷をつけていきます。これで、つや消しと同様の仕上がりになります。力込めてこすっちゃだめですよ。優しくなでていく感じで。

つや消しにしたものと比較

比べてみると、ヤスリでなでつけた方がしっとりした光沢になってるのが伝わるでしょうか。

番手については、OSBでそもそも表面に凹凸があるものだから、600番くらいで十分と判断しましたが、もっと表面がツルッとしてるもので同様に仕上げる時は、800番~1000番くらいで仕上げたほうがきれいなつや消しになるんじゃないかと思います。更に丁寧に仕上げるなら、もうちょっとニスを重ねてから水研ぎするとか、まあやり方はいろいろあります。光らせ具合も好みですけどね。

ただ、できるだけ表面の穴は埋めたといっても、若干の凹凸は残っているので、ペーパータイプのやすりだとムラができて不自然になります。なので、柔らかいタイプのナイロンヤスリのほうがいい具合に凹凸にフィットしてやりやすいです。

やってみた感想

防水きかせたいならウレタン系のニスで表面をコーティングするくらいしか思い浮かばないんですけど、ウレタンニス仕上げは数回重ね塗りしないといけないので、本当、手間がかかります・・。

それと、OSBボードは塗料が染み込みにくいのでどれもこれも乾くのに時間がかかります。さらにどんだけヤスリかけんの・・・と、だんだん辛くなってきます。なんだかんだで、時間がかかる・・ということですね。

材料費が安くても、塗装で手間がかかるのも辛いところ。

でも、仕上がりには満足してます。

しっかり下地を作ってからニスで仕上げるとびっくりするくらい手触りが違いますよ。ティッシュで表面の汚れを拭いても一切引っかかりはないですし。

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