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PPシートで作る小さなサイズの小物入れ。引き出し内の仕切りにも。

箱物

邪道かもしれませんが、PPシートを使えばあまり大掛かりな道具を必要とせずに自分仕様のサイズで小物入れが作れます。展開図を用意しましたので、気に入ったら使ってください。

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そんなにいいの?PPシート。

たまにPPシートを加工して水回りの水ハネ防止策を行ったり、ペントレーとか下敷きとかを作っています。

そんなもん100円ショップやホームセンターに行けばなんとかなるっしょ?・・と思いきや、ありそうでなかったりって結構あるものなのですよ。売っていればそれ買って終了なんですけどね。

物によっては自分の好きなサイズで収めたい場合もあるので、そんな時は自作することになります。

しかしPPシートで作ると、厚さが薄いせいかどうもチープな仕上がりになってしまう点は否めません。

とはいえそこそこ長持ちするものが作れて、それでいて不要になった時に処分しやすいという良さもあるので、何かあればPPシートでいけるかな・・・と、考えてしまうのです。


PPシート自体はダイソーにも置いているので、それを使えばなんやかんや作ることができます。ただ紙と違ってカットや折り曲げの加工にコツがいるので、扱いにくさはあります。

ですがPPシートで作ったものは紙で作るよりも丈夫で、軽くて多少の水汚れも気にならないものができあがるのですよ。作ってさえしまえば使い勝手は悪くないのですよ。

あくまでも、作るのが好きで面倒でなければ・・ということになりますけどもね。

なおPPシートの加工の仕方については私の別ブログの過去記事でどうぞ。

100円ショップに売っているPPシートを扱う時のコツ。
ダイソーに売ってるPP(ポリプロピレン)シートをきれいに切ったり折ったりなどの加工を行う際のポイントです。PPシートの材質の説明や加工に便利な道具も紹介。DIYの参考にどぞ。実際のシートの使用例も書いています。
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小物入れの展開図と作り方。

サイズ:幅80×奥行25×高さ40mm


完成形がこれです。
とても小さなケースなんですけども、付箋、スタンプ、メモ帳、目薬、リップクリームなど、小さくて転がりやすいものを立てて収納しています。目薬が収まるくらい小さいので、このまま引き出しの隅に入れておくこともできるんですよ。


展開図はこのようになっています。

▼展開図はPDFで用意していますので、ご自由にダウンロードしてお使いください。

→PDFで展開図をダウンロードする

上記のサイズであれば見ての通り、220×80mmの大きさのPPシートがあれば作れます。もちろん厚紙(ボール紙など)でも代用できます。

ブルーの部分が「のりしろ」となる部分で、点線部分は折り曲げていくことになります。底はあえてのりしろも兼ねて厚みができるようにしています。


一枚のシートから、どう折り込んでいくのかイメージできるでしょうか。


実物のPPシートで作るとこんな感じです。


のりしろで重なる部分については、PPシートの厚みの分だけ少し隙間を作るようにカットした方がきれいな仕上がりになります。

重なり合う部分は、PPシートの厚さを考えて少しだけ隙間をつくるようにカット。今回使っているPPシートの厚さは0.75mmのものなので、だいたい1枚重なるごとに1mmくらいの余裕は持たせるように展開図には書き込んでいますけども、1mmを正確にカットするのは結構大変です。なので、私はこの部分だけはハサミでカットするようにしています。

細かい作業ですけども、これをやると完成品の形があまり歪まずにすみます。


折り目の部分は、必ず金属製の定規をあてがいながらカッターかアクリルカッターを使って切り落とさない程度に傷を入れてから折り込みます。

PPシートはヒンジ性があるので、折り曲げ加工しても割れにくいんですよね。だからといってあんまりギリギリまで削ると折り曲げている最中にパキッと折れてしまうので、切り込みを入れるのは板厚の1/3くらいまでで。あとは少しずつ力を加えて折り曲げていくと、きれいな直線で折り曲げることができます。


折り目は思い切りよく、しっかりとつけましょう。


折り目を付けたら、一回組み立ててみますよ。底を作って、


側面をよせていくと、箱の形に近づいていきますね。


これが糊付けする前の状態です。組立のイメージが把握出来ますでしょうか。


のりしろの部分は「ポリプロピレン」にも使える両面テープを使います。以前までは専用の接着剤で作っていたんですけども、乾燥させるまでの間固定しておく必要があるっていうのと、乾いてからの見栄えがあんまりきれいじゃないっていうのがあって、近頃はめっぽう両面テープを使うようになりました。


さすがに接着剤よりは強力さに欠けますけども、不織布タイプで半透明なので貼った場所の仕上がりはきれいです。両面テープはいろんな種類がありますが、必ずポリプロピレンが使えるタイプのものを選びましょう。専用のものははがれにくさが全く違います。

のりしろ部分は端っこまでキッチリ両面テープをつけます。テープがはみ出たらきれいに切り落としておきます。


あとは一気にくっつけていくと完成です。引き出し内で仕切りとして使うならこのままでいけますね。


気を使って丁寧にやったつもりですけど、少し曲がっているという・・。気にせずこのまま使っても構わないんですが、


インテリアシートでも貼ると見栄えが少しよくなります。外に出して使う予定であればぜひとも装飾をおすすめします。

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木工で作るよりも手軽に、紙で作るよりも丈夫なものを。

手間はかかれど材料費に関しては全てダイソーあたりでそろえられるので、めちゃんこ安上がりに自分仕様の小物入れが出来上がります。


作った小物入れは普段は、手作りの細い棚の上に常駐しています。ぴったりきれいに収まるように計算して作ったのですよ。

デスク周りを広く使うために。100円ショップのスノコを使ってスリムなラック(収納棚)を作りました。
毎日使う机の上をスッキリと使い勝手を良くしたい!そんな願望から、スノコとダイソーの木材を使ってラックをこしらえてみました。

特に付せんは、使いたい色がサッと取り出せるので立てて入れておくと非常に便利です。机周りはコックピットみたいに作りこむのが楽しいですねえ。

PPシートに使える接着剤も両面テープも100円ショップに売っているので、気になる方はぜひお試しください。
私的には、両面テープがガチでおすすめです。

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