ウォリストの突っ張りジャッキと2×4材、1×4材で奥行きのある棚を作った話。

壁面収納を考える


キッチンの壁づたいに棚を作りました。使った材料とか行程とか、参考までにどうぞ。

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ビフォー&アフター


まずは、直す前の様子。
市販のカラーボックスみたいな奥行の浅い棚を2つ強引に連結し、引き出し収納の下には自分でキャビネットを作ってキャスターをつけ、米を入れて引き出せるようにしていました。これでも使えなくはないんですけど、上の方に空いた空間がもったいなかったんですよね。


そこで、新しく棚を設置してこうなりました。

なにぶん狭い所でして、いい角度で写真が撮れず、わかりにくい写真なのですが・・・


図で書いて説明しますと、このようになっています。
天井と壁にほぼぴったりつける形で棚を作っています。

しかしうちは賃貸なので、壁に穴あけはできないので原状回復はできる形になっています。

奥行はツーバイ材を3つ並べた分なので、約27㎝。(正確には26.7㎝)
高さは「突っ張りジャッキ」を使って天井まで両サイドが目いっぱいのびています。棚板を好きな高さで設置できるので、収納力がアップするのはもちろん、見た目にもスッキリしました。

使った材料とかかった金額。

【外寸(設置するスペース)】
[幅]約1000mm [床~天井]2378mm [奥行]約270mm 
[棚板]6段分

この大きさにはまるように使った材料は以下のとおり。

【柱(両サイド)】
・2×4材・・・SPF 8ft(2048mm)6本
・(床~天井の高さ)-60mmを差し引いた長さを用意

・ウォリスト/束ねる金具(3枚用)1袋に1個入・・・4本

和気産業 Walist ウォリスト束ねる金具3本用 白 267mm ( 8703900 )

【棚板】・棚6段分
・1×4材・・・SPF 6ft(1820mm)9本

・ウォリスト/棚受金具(3枚用)1袋に2個入・・・6個

和気産業 Walist ウォリスト棚受金具3枚用 白 267mm ( 8703100 ) 2枚

【その他】
・ウォリスト・突っ張りジャッキ・・・2個

和気産業 Walist ウォリスト ツーバイ材用 突っぱりジャッキ 白 ( 8702500 )

・ウォリスト/キズ、ズレ防止シート・・・4枚

和気産業 Walist ウォリストキズ・ズレ防止シート 黒 2×37×88mm ( 8704100 )

・タッピング・・・1×4用(50本入)サイズ4×16・1袋
・タッピング・・・2×4用(50本入)サイズ4×30・1袋

キズ、ズレ防止シートは、使う2×4材の本数分あればいいです。今回は6本使うので6枚必要な気もしますが、「突っ張りジャッキ」のセットに1枚入っているのですよ。なので足りない分を買い足す形になります。

しっかりとした強度を出したい場合は、同じウォリストシリーズの中に「補強金具(2×4用or1×4用)」があるので、そちらも使うとより安心な構造になるかと思います。その場合もう数本木材を用意することになります。今回はそこまでやっていません。

専用ビスは、皿部分に色がついていてビスをつけた時に頭が目立ちにくくなるという、そんなビスです。コーススレッドじゃないので、電動ドリルを使う場合は気を付けないとうまく入っていきません。ネジ山がなめてしまいます。。
色とか気にしないのであれば、サイズがあってるの別のビスを買った方が圧倒的に安いです。

基本は棚板の枚数によってかかる金額はかわってきますが、塗装代別途で約2万円くらいかかりました。

設置の行程。

作業の流れを参考までに。
しっかり塗装も行ったので材料を買ってきてから設置までに6日かかりました。他の仕事をしながらとはいえ、慌ただしく作業したというか。

部屋が狭いので、塗装して乾かす場所が足りなくて余計に時間がかかったっていうのもありますけども。順番としては以下のような感じです。

1.設置場所の計測。

まずは設置場所を把握することが一番大事。棚をつけたい幅、床から天井までの高さ、奥行きをしっかり計測します。このとき、天井に突っ張りジャッキを使っていいのか、ズレたりすることはなさそうか、確認します。

2.使う材料の割り出し。

ウォリストの金具を使って設置するならば、基本の材料は2×4材か1×4材を使うことになります。設置場所のサイズによって必要な長さは変わってくるので、どのサイズを買ってカットして使うのがいいのか最適なラインを探します。

3.木材をカット。

買った場所でカットサービスがあるなら、それを利用するのが一番手っ取り早いですよね。


私が買ったホームセンターは10カットまでは無料だったので、2×4材6本はカットをお店にお願いしました。1×4材の方は、部屋に持ち込んで自前できっちり墨つけしてからカットしました。


この時、端材で構わないので、棚板の高さ分の角材もカットして2~4本用意しておくといいです。

ちなみに6フィートくらいの長さなら軽自動車でも積み込めますけども、8フィートはさすがに入りません。なので、まとめてホームセンターの軽トラを借りて部屋まで運び込みました。

今時の軽トラはオートマなんですね。マニュアルの軽トラしか知らなかったのでたまげました。更にナビまでついてて感心しまくり。
ホームセンターで大きな物を買ったときは自分の車で積み降ろしするよりも、お店のトラックが使えるなら仮りた方がいいですね。ありがたや。

4.塗装。

塗装をするなら組み立てる前に行った方がスムーズかと思います。


水性ステインを塗ってからつや消しタイプの水性ウレタンニスを塗ったんですけども、乾いては塗ってを数回繰り返すのでこれが時間かかりました。

使ったのは以前本棚で使ったものと同じやつです。

水性ステインの塗り方と白を塗った場合の塗装の具合について。
水性ステインの基本的な塗り方です。色が「ホワイト」なので木目がわかりにくいかもしれませんが、参考になれば。
艶消しタイプの水性ウレタンニスを塗ってみました。
本棚の形が完成、色も塗った、次は仕上げのニスを塗っていきたいと思います。 なお、塗料についての話は以下を。 着色に使ったのは白の水性ステインです。 今回は最終工程の水性ウレタンニスを塗る作業の話です...

使用場所がキッチンなので油汚れとか水はねとか、微妙に汚れるじゃないですか。なのでこまめに水拭きできるといいなと思って大変だけどちゃんとやりました。ウレタンニス塗っておけば普段の掃除がやりやすいので。

5.組み立てと設置。

塗装がしっかり乾いたら、棚板を作っていきます。


1×4材を3枚並べて、ウォリストの「棚受金具」を両端に設置していきます。
本来であればボンドも使って板を完全につなげた方がいいと思うんですけども、賃貸住みでの設置なのでいずれバラす時がくるであろうということで、あえてくっつけてはいません。


柱に棚受けが垂直になるように、そして板の裏表をみながら金具を取り付けます。なるべく普段見えるところはきれいな面を出したいので、ビスを止める側は裏面になるイメージです。


両サイドの柱になる2×4も木口をピッタリと合わせてウォリストの「束ねる金具」で上下つなげていきます。


柱の下になる方へ束ねる金具の上に「キズ・ズレ防止シート」を貼り付けます。


上になる方へは「突っ張りジャッキ」を壁側に取り付けます。


柱を立てた時にネジで突っ張り具合を調整することになります。2×4を3枚並べると長めのドライバーじゃないと届きません。


そして天井へ突っ張らせるとこんな状態です。
2×4で作った両サイドの柱は棚板の幅に合わせて垂直に固定するんですけども、高さがあるので1人でやると結構大変です。できればもう1人誰かに支えてもらいながら調整することをおすすめします。


あとは、先に作っておいた棚板を設置していくだけ。
事前に端材を棚板の高さで作っておくと、一人で作業しても奥も手前も垂直に棚板を設置できます。棚を複数段作る時は特にこれをやった方がいいですね。


せっせと棚受金具部分をビスで留めていけば完成です。

その他の小物について。


あとから、セリアに売ってる「インテリアアイアンウォールバー」(寸法:約42.5×7㎝)を取り付けまして、スプレーボトル各種をぶら下げました。


物を入れて引き出し代わりに使っている白いBOXもセリアで買いました。「ラッセバスケットのワイド」ですね。サイズは外寸で約253×189×150mm。これまで使っていたプラケースよりもひと回り大きくて中身がすっぽりと隠れるのがいいですよ。


下の空間には、米をおいてます。ちなみに木箱も杉の荒材で自作したものであります。米20㎏入れても余裕で持ち運べるくらい丈夫な箱です。

こちらの木箱の作り方も書きました。

杉の荒材で作る丈夫な木箱の作り方。
薄い板でも底が抜けにくく、強度のある木箱の作り方を詳しく書いています。

参考までに。

ウォリストシリーズを使ってみての感想。

今までも棚板を1×4材で板継ぎして作っていたんですけども、ウォリストの棚受金具や束ねる金具を使うことで、板継ぎの大変さがものすごーく短縮されて感動しました。ただしラクな分だけ金具代がかかるので、材料材を節約するのか、作業時間を節約するのか、その辺のバランスが悩ましいところなんですけどね。

ただ、DIYに不慣れな方でもカットの寸法だけ間違えなければウォリストを使うとちゃんと使えるものが出来上がると思います。

突っ張りジャッキは自由度が高くていいですよ。2×4材1本を突っ張るタイプのディアウォールは強度があって奥行きのある棚を作るのが難しかったですけども、突っ張りジャッキは1本~3本と奥行を選べますからね。ツーバイ材の幅さえ合えばいいので2×4にこだわらなくても使えるところが素晴らしいと思います。

ただ、ビスの頭に色がついている専用のビスは、私は使いにくかったです・・。

下穴をあけてからビスを打ち込まないと入っていかないのはもちろんですけども、電動ドリルやインパクトが使えるビスではないので無理をするとネジ山がつぶれます。そして私は3本ダメにしました。

特に2×4用のビスは手回しでもかなりきついものありました。ていうか数段の棚分全部手回しとか結構きついし。

先に組み立ててから壁面に設置すれば、ビスも留めやすくてそこまで苦労しなかったのかもしれませんけども、狭い場所だとそうもいかないのであります・・。
やはり電動ドリルやインパクトを使いたいなら、スリムビスかコーススレッドじゃないと厳しい・・というのを実感しました。

なので途中から専用ビスじゃなくて、コーススレッドに切り替えました・・・。ダイソーのコーススレッドで十分使えます。

というわけで、ウォリストシリーズのビス以外の金具たちは私はかなりおすすめします。お店でカットしてもらって、塗装もしないのであれば1日で設置完了できちゃうという手軽さゆえ、私はまたいつか使おうと思っております。

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