ルームプレートというかドアプレートというか、パネルというか。ちょこっと引っかけておけるパネルの作り方です。
あんまり手の込んだものを作るのもなんだかなあ・・と思って作ったのが、段ボールを主力の材料にしたプレートです。
段ボールは布地で包んでいて見えなくなっています。プレートの文字は「きりえプリント」で作っているので、手書きで書き込むよりは雰囲気出てるんじゃないかなあと。
木工で作るより軽作業で作れますし、とにかく軽いので、耐荷重の低いフックでもひっかけて使えるところがよいと思って使ってます。
材料。
主に準備するのは、
これくらい。
使う道具は、
これくらいあれば間に合います。
段ボールは、作りたいプレートの大きさにカットしたものを2枚用意します。もし何か字や絵柄がついている場合は、布を被せた時に下地が透けてしまわないように無地の紙を貼るとよいでしょう。
布はアイロンプリントするので熱に耐えられる生地がよいです。綿や麻が扱いやすいのでないかと。100均で売っているリネン(亜麻素材)や、帆布のハギレとかで十分ですよ。
布は用意した段ボールよりも一回り大きくカットしておきます。この段ボールと布のセットを2セット用意しておきます。
作り方。
パネルにつける文字やイラストを用意します。片面でよけば、片面分。両面使うなら両面分用意。
カットした段ボールに合わせて、バランスを考えながらデザインを考えましょう。後できりえプリントに写して切り取る作業が発生するので、あんまり手の込んだことはおすすめしません。きりえプリントは細かいことをやろうとすると結構大変なので・・・。
▼なお、きりえプリントの扱い方は以下の記事でも書いていますので、そちらをご参照ください。
作ったデザインは「きりえプリント」に移してカッターやアートナイフを使って切り取ります。
アイロンプリントする布地に、カットした段ボールを合わせて、マスキングテープを貼っておきます。こうすると、パネルの大きさが分かるようになるので、作った文字やイラストのバランスがとりやすくなるんですね。
置いた段ボールを一旦よせて、カットしたきりえプリントを、枠の中へ並べます。
並べた文字やイラストの上にそうっとトレーシングペーパーや、クッキングシートを上において
上からアイロン(設定は中~高、ドライ)でジューっと押さえつけて、きりえプリントを転写します。まだ熱い熱いうちにきりえプリントの白い紙をはがします。
マスキングテープは転写が終わってからはがしましょう。
段ボールに先に作った布地を貼り付けます。段ボールにそって布を折り布用両面テープでくっつけていきます。
いきなり4辺すべてに両面テープをつけずに、平行した2辺だけを先に折りたたんでくっつけます。
次に残りの2辺をくっつけます。両面テープは端っこまでくっつくように切りましょう。
4辺くっつけるとこんな感じ。2辺ずつくっつけた方が、落ち着いて布をピンと伸ばしながら貼り合わせることができます。
残りの1枚も同様にして布を貼ります。2枚のプレートが用意できました。あとは、両面テープで2枚のプレートを貼り合わせれば完成です。
今回は片面分で作成していますが、プレートを裏返しても使いたい時は表と同じように作り、最後にお互いを貼り合わせればいいだけです。
紐を通す場合はお好みの位置へ桐や目打ちで穴をあけて紐を通します。紐通しは、紐の先にセロテープを巻いて先を固めてから通すと通しやすいです。
いろいろ使えます。
先日作ったゴミ箱カバーが殺風景だったので、今回はゴミ箱にぶら下げるプレートを作りましたけども、アイロンで転写するデザインを変えればルームプレートでもいけます。片面しか使わないのであれば、わざわざ2枚を貼り合わせなくてもいいようなもんですけども、見えないところもきれいにしておきたいと思ってあえて2枚貼り合わせてます。
パソコンとプリンターがあればアイロンプリント用のフィルムに簡単にデザインを作れますけども、きりえプリントはパソコンやプリンターを持っていなくてもアイロンで転写できるところがポイント高いですね。
まあ、カットする手間はありますけども、ステンシルで作るよりもきれいにできますし、ペンで書くよりも安っぽくならないです。
接着は布用両面テープを使えば乾くのを待たなくていいので手軽です。ベタベタしませんし。洗濯して使うようなものでもないですし。
▲上記の両面テープを愛用してますけども、かなり強力です。
ちなみに、段ボールではなくもう少し厚みのあるボード(ダイソーに売ってるカラーボードとか)を使うとファブリックボードが作れます。
気に入った布地を見つけたら作ってみると部屋の雰囲気がオシャレになるかも。
100均に売ってるカラーボードも、加工しやすくて結構使えます。
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