ディアウォールを使って壁面収納をやっています。何度か作り変えて、やっと納得のいく形ができたかなーって思えたので、そんな過程をお話します。
デスク脇に壁面収納。
前からディアウォールを使って棚板をつけて、デスク脇の収納場所を作っていました。
第1形態
第1形態は、極力お金をかけない方向で棚板はスノコで代用。
この時は、上の方にもちょっとした収納場所があるといいかなと思ってシンプルに作り付けました。
第2形態
第2形態は、1×4材で板継ぎして棚板をガッチリ固定。
分かっていたことですけど、スノコ棚板だと軟弱すぎて使いにくい棚だったのでやっぱり作り直しました。
集成材や合板でも買って来れば速攻で棚板が出来上がるものを、ケチって1×4材を繋いで棚板にする、ということをやっています。
こういうことをやったおかげで、のこぎりもすんなり使えるようになりましたし、棚板1段分は250円ほどで済むということで、やった甲斐があったなあとそれなりに自負してます。
この時はまだ雑然とした収納スペースでありました。
第3形態
そして現在の第3形態へ。
使っている文房具もずいぶん増えました。
今度は座ったままでも手が届くベストな位置に棚を調整し、場所は狭くても使いやすさを追求してちゃんと作り直しました。
ずっと100均の木材で作ったスリムラックでしのいでたんですけども、しっかりした棚を作ったらスッキリしました。
ディアウォールを付けたままで棚の付け替え
ディアウォールについてよくわからない場合は、
を参考にどうぞ。
棚を作り直すにあたって、すべて取り外さなくても作業はできます。
机の周りに置いているものは寄せつつ、ディアウォールで作った基本の柱はつけたままで棚を付け直しました。
ちょっと手間かけたかなっていうのは、壁とか床を傷つけたり、汚したりしないように養生したくらい。
先に図面を書いて据え付ける棚の高さを決めておきます。
どれくらいの奥行があればいいのか、棚板は何を使うかを考えておきます。
最初は棚板に1×3を買ってきてつけようと思ってたんですけど、よくよく考えたら1×4で事足りることが分かったので、家に余っている材料を再利用することにしました。
点線で囲った、座ったままで手が届く範囲のみに今回は手を加えていきます。
棚板を付ける位置は、柱にマスキングテープを貼り、下段のみの印をつけておきます。
棚板の固定は小さめのL字金具で行います。本棚づくりで使ったものと同じやつです。
▼ユニクロ特厚金折 35mm
木材も金具も手持ちの材料を活かしたので棚板は継ぎはぎという、少々悲しい状態ではありますが・・。
I時金具は100均で買ったものです。本当は板の継ぎ目に金具を使わなくても、L字にのこぎりでカットすればいいだけの話なんですけども。
作った棚板は下段から取り付けていきます。
そうすると下の段をもとに次の上段の棚も高さが測りやすくなるからです。最初のサシガネを直角にあてて高さを決めたのと同じことを次の段でもできるんですね。
そんなわけで2段目と3段目も取り付けて完成。
正面からみると分かりますが、ライトをつけたりしているので変則的な位置に棚板をつけています。
物を置いてみたイメージ。
というわけで、私物を並べてみました。
スマホなどのズリ落ちてほしくない所には、端材を「ひっつき虫」で固定してストッパーにしています。
完全固定じゃなくて、ひっつき虫なら気に入らなければすぐに外すことことができます。
ディスプレイスペースも作りました。テーマは「呑み助」。ここはそのうちもうちょっとこだわって高架下みたいな雰囲気を作りたいなあ。
変更前と変更後です。
・・・・・あれ?!
写真で比べてみるとそれほど変化はないですね・・・び、微妙か・・・?
机の上が広く使えるようになったし、物も取り出しやすくなったことは確かなんですけどね。自己満足の世界ですねえ。もうちょっと小物を減らすことを考えないとダメかなあ・・・。
というわけで、現在のデスク周りは以下のようにいろんな部分を作り直しまして、だいぶゴチャッとした雰囲気は減ってきました。
これからも試行錯誤しながら使いやすいデスク周りにしていきたいと思います。
自前の壁面収納のすすめ。
理想は棚を後付けしなくてもいいような広い間取りの部屋に住めるといいんですけどね。そうもいかない時や一時的な使用としても使えるのが突っ張り式で作れる壁面収納です。
そんなわけでディアウォールを使って数年経った今も、その時の気分で自由にカスタマイズできることに感謝しています。年月とともに収納スペースは変化していくじゃないですか。家具を丸ごと買い替えなくても工夫次第で、自分に合う形を何度も作ることができると気分も上がります。
ちなみに今回使った1×4材は、以前キッチンで使っていたミニラックの脚です。再利用DIYでした。だから棚板がツギハギだったというわけですね。
コメント