フタ付きで足でフタを開けられるタイプのニトリのゴミ箱にカバーを作りました。
ホームセンターで売っている押入れすのことワンバイ材(1×1材)、それと100均すのこを使っています。
材料はわざわざ買ってきたわけではなくて、余っていた端材を活かしただけです。使っていない木材を転がしておくのも場所をとるだけなので、インテリアに役立ててみようかと。
ニトリで買ったペダル付きゴミ箱を隠す。
まず、カバーを付ける前のゴミ箱は、随分前にたしかニトリで購入したやつだったかと。ペダルがついていて足で開閉するタイプのものです。
普通こういうのを居間で使うのは珍しいんですけども。
フタつきのゴミ箱はキッチンで並べて使うつもりで買ったんですけど、予定していた場所に収まりきらず1つ余ってしまったんですよね。そんじゃ居間にでも置いとくかということでそのまま使っていたんですけど、考えてみればこれをそのまま使うのもなんか目立つなあと思いまして。
そこで木製カバーをつけてはどうかと作ってみた次第であります。
床の色とあっていないのでどうも雰囲気出てませんけども、一応手作り感あるカバーをつけるとあったかさがでますし。あったかくて窓が開けられる季節になったら色を塗ろうと思ってます。
そしてとりあえず木製カバーを付けられたゴミ箱は部屋の一角にこのように収まってます。隙間からゴミ箱がチラッとのぞいてます。
隙間はない方が見栄えもいいんですけど、ある材料で間に合わせているのでやもえずこんなことになってます。
上からのぞくとフタがみえます。
フタを開けるとこう。
後ろはこのように真ん中が窪んだ形にしています。
中のゴミ袋を交換する時に全体のフタを開けるのですが、その時にフタの一部が後ろに少し下がる仕様になっているので、ぶつかる部分をカットして全部開けられるようにしました。
ゴミ袋を交換するためにフタを全開にしたところ。カバーをつけたままでもいつも通り使えることがポイントです。
ゴミ箱のフタは足元にペダルがついていて脚でもフタが開けられるんですけども、ずっとペダルは使っていないのでカバーで隠しちゃっても問題ないことが前提です。
カバーとゴミ箱は真上から見るとすっぽりハマっているので、カバーは取り外せないかのように見えますが、
ゴミ箱を持ち上げるとゴミ箱だけ抜けるようにしてあり、いつでも取り出せる状態にしてあります。
だからといってゴミ箱を移動させる際にカバーとゴミ箱を別々に移動させる必要はなくて、カバーの方を持ち上げればゴミ箱も一緒に持ちあがるようになっています。
隙間からみるとわかりますが、ゴミ箱のフタの出っ張りに木枠のサイズを合わせていて、カバーとゴミ箱がぴったり収まるように作ってあります。
カバーを付ける前のゴミ箱がこんな形です。1×1材がちょうど出っ張りに引っかかる仕組みにするんですね。
本当はそんな細かいことを考えなくても底板もつければいいだけの話なのですが、今回は手元にちょうどいい材料がなかったので、引っかけて固定するのが重要だったのですよ。底板はそのうち端材が出たら取り付けようかなと思ってます。
ペダル式ゴミ箱につけられる木製カバーの作り方。
作っている風景を見るよりも設計図を見た方が分かりやすいのではないかと思いまして、イメージ図も用意しました。
とくに凝ったことはしてません。実寸合わせで、ペタペタくっつけていくようなもんです。
まずやったことは、バラしたすのこ板は再度つなげて板にしておくということです。
ちなみに、使ったこの「すのこ板」は一緒に写真に写っているカウンター収納棚で以前棚板に使っていたすのこ板です。棚板だけ1×4材で作り変えたので、使っていたスノコ板を再利用しました。
余ったていたスノコを測ってみたらサイズがちょうどよかったので大幅なカットもいらず。なので下駄を外して板だけ再利用しました。下駄部分は別途でよせて、別の余っていた1×1材で組みなおしました。
スノコ板を並べなおして1×1材で再び下駄を自分でつけます。前後になる板の下駄は、1×1材の幅分(約2㎝)だけ長めに切り出しておきますよ。
大事なのは下駄を取り付ける位置。上の下駄部分にちょうどゴミ箱のフタの出っ張りが引っかかることになるので、ゴミ箱のサイズをしっかり測って位置を決めます。
後で底板を付けることを考えると、下の方の下駄も同じ高さで決めた方がやりやすくなるでしょう。
スノコ板に下駄を取り付けるには小鋲(こびょう)と木工用ボンドを使います。小鋲はとても小さな釘で打ち付けやすいんですが、柔らかくてすぐ曲がるので気を付けないといけません。
小鋲は打ち付けると小さくて目立ちにくいです。ボンドを使わなければすぐ抜けてくるんですが、小鋲は仮止めの作業にも便利なのであります。最初はボンドを使わず小鋲だけで固定してみて、正確なイメージが固まったら位置を決めてしっかり組みなおす、なんてこともできます。
仮釘みたいに使って小鋲を抜くと小さな穴は開きますが、気になるなら木工パテで埋めてしまえばよいです。
スノコ板がズレて作業がしにくいときは、養生テープなどを使って仮止めしながら下駄をつけていくとラクに作業ができます。
小鋲や養生テープを駆使しつつ作った4枚の板が用意出来たら、あとはそれぞれの1×1材のところをビスで固定していけばカバーの出来上がりです。
ビスで組立てたあとから100均のスノコ板などの「飾りの板」を小鋲で打ち付けて取り付けます。
先に下駄を付けてから組み立てるのでこの図のようにはなりませんが、解体するとこんな風になってます。サイズさえ合わせれば至ってシンプルな構造なのです。
後で底板をつけて、キャスターもつけるならこんな感じでしょうか。底板はちょっと厚手な方が安定すると思います。
というわけで、カバーつけるとゴミ箱がどこか分かりにくいので簡単なパネルを取り付けておきました。後で塗装もしたいところです。
▼パネルを作った様子です。とってもリーズナブル。
材料代にかかる金額は・・
私はスノコで作った棚を解体した後に材料を再利用して作りましたけども、ただの1枚板を使うよりもスノコ板を使うとものすごく安上がりなことは確かです。
・1×1材・・・3フィート(約91㎝)で100円くらい
・飾りの板・・・100均で売ってるすのこ1枚をバラシてつかうので100円くらい
小鋲も数百円で買えますので、しめて1000円もかからずに作ることができます。すのこ板をつなぐために使った1×1材は適度な太さの角材でも十分です。棚づくりと違ってそれほど強度もいらないものなので、気楽にやれました。
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