写真撮影の際にサッと目隠しにできるように、小さなついたて(パーテーション)を作ってみました。
簡易的な目隠し
我が家はあんまり広いわけではないので、きれいに写真を取れる場所が限られています。
光の入り方のバランスがいい場所をなるべく撮影場所にしているいいですけども、ケーブルのごちゃついたところが写り込んでしまうんですよね。
そこで「衝立(ついたて)・パーテーション」で目隠し作戦を行ってみることにしました。
サイズと材料
高さ500×幅300×奥行150mm
材料はなるべく軽量なものを選びました。
どれくらいの大きさが適切なのかは、隠したい場所によるんですけども、倒れにくいバランスで作れればそれでいいかと。
・600×300×2.3mmのラワンベニヤ板
・2cm四方くらいの角材
・35mmのL字金具4個
薄いラワンベニヤ板は大変お安く入手できます。この大きさで高くても200円くらい。目が粗くそのまま使うには躊躇われるんですが、ちゃんとヤスリがけと塗装をすればそんなに気になりません。
角材は家にすのこをバラした時の下駄部分が余っていたのでそれを使いました。角材は細すぎなければ何でもいいです。
金具はついたてを支える脚に使います。使わなくても作ることはできるんですけども、あとで気が変わってまた作り直しそうだなとボンドは使わずに組み立てました。
あとは、使いたい角材の長さが足りなかったので余っていたI字金具でつなげています。ここはそもそも長い角材を用意すればいらない部品です。
カット・塗装
ベニヤ板は、5cm感覚でカット。カッターで切ることができます。
好みの色を塗ります。写真は水性ジェルステインの白を塗ってます。
やわらかい雰囲気に仕上げたいなら、カッターやヤスリ、カンナなどを使って角を落としておきます。
左が角を落として並べたほう。右が角はそのまま。角を落としたほうがやわらかい「すのこ感」でるかなあと。写真だと微妙ですけども。
シャープでスタイリッシュに仕上げたい時は、こんなランダムではなくて角はきっちり整えたほうがよいですね。
マットな濃いめの茶色のペイントで少し汚しをいれます。角に茶色を入れるくらいで十分雰囲気でますね。
やり方としては、以前鉢カバーでやった時と同じです。ミルクペイントのアンティークメディウム使いました。
組立
角材の上に塗装したベニヤ板を等間隔に並べて、下駄にむかって釘を打ち込んでいきます。要はスノコを作るんですね。
先に角材は何でもいいって書きましたけど、つまり、ここで「すのこ状」にする時に釘がはみ出ない角材を選べばいいというわけです。
釘の長さは16mm。ボンドは使っていません。
裏はこんな感じになってます。角材の継ぎ目は金具で。
これで「ついたて」の本体は完了です。
次に角材を使って「スタンド」を作ります。難しいことはありません。このような形を作って、隙間にスノコを立てかけるイメージです。
すのこを立てるための隙間は、作ったついたての厚さにあわせて調整します。
完全固定したい時は、ピッタリに合わせて作る。
スタンドから取り外し可能な形で作る時は、余裕を持った隙間にしておきます。
L字金具で角材を固定。
スタンドの脚になる部分は長いほうが安定感出ますけども、あんまり長いと邪魔になるので、バランスを見て長さを決めることになりますね。
参考までに私のサイズは、高さ50cmのついたてに縦軸の角材は15cm。足になる横軸の角材も15cmです。
いいか悪いかはともかく、これで倒れてはきません。
完成後の形
スタンドや下駄に塗装していないとか突っ込みどころはありますが、これで形はできあがりました。
横からみるとわかるように、スタンドに「すのこ」を立てているだけです。簡単でしょ。
裏側はこの通りです。両面で使うならもうちょっと考えないとならないですけど、片面しか使わないならこれでいいかなと。
デスク脇に置くと卓上のパーテーションにもなります。すのこ状なので何か引っ掛けたりもできますよ。
写真撮影の際にこんな感じでパーテーションを活用できればいいかなと思ってます。
本音を言えばこういうのを常設すると掃除が面倒になるのであんまり置きたくはないんですけどね。
写真取る時にどうも背景が気になるので作ってみました。でも気に入らなければバラして別のものにするかも。そのためボンドで接着は一切やっていません。
一応スタンドから外して寄せておくことはできます。そこらへんは利便性はあるかなと思ってるんですけどね。
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