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自作の木箱をアンティークっぽい塗装で仕上げてみました。

塗装をする

100均で売ってる板材を使って木箱を作り、使いこんだ風合いを作ってみました。

使ったのはダイソーで売ってる桐の板材なんですけども、何かの端材で余ってたやつです。クランプで抑える時にキズが付かないように椹木(あてぎ)として使ってました。

しかしだんだん端材も溜まってきたので、端材ばっかり転がしててもしょうがないし、どんどん小物を作って活かしていこうかなと。

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簡単な木箱の作り方。

小物入れに使うような木箱は、板の厚さも薄いですし、釘やビスを使うのが難しいので基本はボンドのみの圧着で考えます。


作り方で大事なのはボンドを乾かしている間、剥がれてしまわないようにしっかり固定することでしょうか。


板材のカットが曲がらないように気を付けて、組み立ては接着していくだけなので特に難しいことはないです。

背板、底板、左右、前後、実際に合わせてみながら、作れそうなサイズを決めました。
今回のは文房具を入れる想定だったので、強度がどうとか考えてません。ちゃんとくっつけばいいっていうくらい。

6mmと9mmの厚さの板を使っているので、セリアの木工ガイドが便利に使えました。

セリアの「木工ガイド」が結構使える。
セリアに売っている「木工ガイド」の使い方。

あとは、一時的に固定させるために仮釘を使ったり、F型(L型)クランプを使ったりして形を整えながらボンドが乾くのを待って、くっつけば小物入れの木箱は完成です。

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アンティークっぽい色を塗る。

着色は、ミルクペイントのアンティークメディウムを先に使ってみました。

シャビー仕上げの時も使いましたけど、シャビーで使う分量は少量すぎて一生なくなる気がしないので、全面塗装で使ってみることにしました。

ハケやウエスでざっくり塗った後、更にウエスでふき取るように塗りこみます。
すると、


ステインではないので表面に色がのる感じに仕上がります。


これでもアンティークっちゃあアンティークかもしれないけど、単に汚れただけの感じと紙一重ではあります・・。


そこで、水性ポアーステインを薄めて重ねてみました。色は「チェスナット」で、少し赤身のあるこげ茶色です。

ワシンのポアーステインは、普通の水性ステインよりも木目が際立ちやすいステインです。深みを出したい時に使ってます。
ムラを埋める感じで全体に刷り込むように塗っていきます。

木材の色そのものじゃなくて、下地の色がアンティークメディウムの色に近づくので違和感がなくなるんですよね。


どうでしょ。なんか雰囲気変わってきたと思いませんか。
この後更に手を加えていきます。


塗装がしっかり乾いたら、なるべく角を重点的に落とすようにやすりをかけます。あえて少し塗装を落としていくんですね。削り具合はお好みですけども、私は細かめの320番~400番で整えました。

削り取るなら粗目でやった方が早いんですけど、今回の木材は桐で柔らかいので細かい目の方が調整しやすかったです。
木材にあわせて使うやすりの番号は決めるといい気がします。

紙やすりは1枚数十円とかでばら売りしてますし、安いので粗目、中目、細かめと3種類くらいそろえて試してみるとよくわかります。お好みの粗さを見つけて削っていきましょう。

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完成後


そして完成となりました。


現在、デスク脇の一角に鎮座中。
まだ入れ物を一個しか作ってないので、これだけでは全く映える気がしないんですけども。まあ、追々作り進めていきます。
一気に作ると疲れちゃうので。

アンティークな塗装は色具合が重要ですね。
色が濃い目で木目が引き立つと高級感でます。ツヤはなるべくマットに抑えた方が上品です。
あまりテカテカしているとなんかこう残念な雰囲気になるかなあ。

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