DIYでよく使っている工具のひとつ、「ツーバイフォー定規」についての説明です。
使いどころ | 利便性 | お値段 | 使用頻度 |
---|---|---|---|
計測 | ★★★ |
だいたい 500円 くらい |
毎回使う |
ワンバイ材やツーバイ材を使う時は本気で便利なツールです。
ツーバイフォー定規について
「ツーバイフォー定規」は1×4材や2×4材に特化した定規です。
ですけど、上手く使えばツーバイ材に限らずとも使い所は結構あります。
メーカーサイト ツーバイフォー定規|株式会社清水製作所
特にのこぎりの切断線の線引や釘やビスの穴を印付けするときに、その便利さを発揮します。
個人的にガチでおすすめな定規です。
ツーバイフォー定規の使い方
いろんな線がついていて、穴もたくさん空いているので何が何だか難しく見えますけども、使い方はとてもシンプルです。
通常は定規や巻き尺などで長さを図りながら必要な部分に印をつけていきますが、ツーバイフォー定規を使うと毎度長さを図らずとも、直感的に印をつけていけるようになっています。
直線を引く
まずは直線をケガく時の使い方。
最初だけ必要な長さを巻き尺などで図り、1箇所か2箇所に印をつけておきます。そのあと、側面にツーバイフォー定規を添わせながら印に合わせて線をひいていきます。
しかも定規が2×4材に合わせたサイズになっているので、最後まで定規をずらさなくても線が引けるところがポイント。
ちょっとしたケガキゲージ的な使い方ができる・・というわけです。きっと誰が使っても曲尺を使うよりもラクに一周線が引けるはずです。
ビスや釘を真ん中に打ちたい時
ワンバイ材もしくはツーバイ材に限っての機能ですが、真ん中の線をすぐにとれるようになっています。
同じ感覚で印付けができるように定規に穴が空いているので、そこに鉛筆を入れるとすぐに印がつけられる仕様なんですね。側面の中心がわかるとビス打ちもしやすくなります。
ツーバイ材(厚さ38mm)でも同様に真ん中をとれます。
ちなみに、点で印をつけるだけでなく、この穴に鉛筆を差し込んだまま滑らせていくとそのまま線が引けます。この機能も何気に便利なのでぜひ皆さんに利用していただきたい。
定規のサイズがツーバイ材サイズだからこそ
中心線が取れることで何がそこまで便利なのか。そこは実際にDIYで使っていくとその良さをヒシヒシと感じることができます。
たとえば、材料をビスで固定する時。
しっかりケガキ線をいれていないと、どこにビスを打っていいかわからなくなります。でも、塗装を施したあとに鉛筆線を入れたくはないので、そういうときはこのツーバイフォー定規を使えば下地に隠れている材料のサイズにあたりがつけられますし、どの辺にビスを入れればいいのかすぐにわかるようになります。
適度な位置に印がつけられるように定規に穴が空いているから、図るだけでなくそのまま印つけもできてしまうんですね。
しかしそんなことができるのは、使っている材料がツーバイ材かワンバイ材に限ってのことですので、そこはご注意ください・・。
上記のようなラックを作る時は、大活躍している定規です。
簡易的なダイニングテーブルを作るときも万能でした。ツーバイ材を使う時はどこまでもツーバイ材を基準に各寸法を決めていくことが手早く作り上げるコツです。
接合場所を決める
棚板をつける時の目印をつける際も何気に便利です。ちょっとしたスコヤ的な使い方もできるというか。
わざわざ重い木材をあわせずとも、ツーバイフォー定規を使えば垂直を取りやすく、一発で直線がひけます。このまま中心線も印を入れておけば、金具を取り付けるときも真っ直ぐ据え付けることができます。
45度の線を手早くひく
45度でカットしたいときもすばやく線が引けます。
わざわざ辺の長さを図らなくても、45度のライン上にある穴で印をつけてから、点を結べばOKという手軽っぷり。
組手でつなぐときの線入れも
他にも、均等な分割線を入れられるようになっているので、組手でつなぐ加工も便利かと思います。私には道具がないので、そこまで使うことはないんですけども。
垂直を図る
垂直を図りたい時も、サクッと使えます。さすがに正確さはスコヤには負けると思うんですが、ないよりは便利。
注意点として、透明なので置いた場所が分かりづらいです。床に置いてうっかりふんづけたりしないように気をつけましょう・・。
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