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【DIYで使っている工具】コンベックスについて

材料と工具

DIYをする時に必ず使用する道具のひとつ、「コンベックス」についての説明です。

使いどころ 利便性 お値段 使用頻度
計測 ★★★ だいたい
100~5000(ピンキリ)円
くらい
毎回使う
ぴらめこ
ぴらめこ

DIYをやらなくても、一つ持っていると安心な道具。

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コンベックスとは。

巻き尺の一種です。手芸で使う柔らかいタイプのものじゃなくて、テープ部分は薄い金属でできたメジャーです。

テープは湾曲していて、先端にツメがあるのが特徴。
テープがしっかりしているので曲線を測るというより、垂直や平面などの直線の計測に向いています。

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使い方

先端のツメを引っ掛ける、または押し付けながら、テープ状のスケールを引っ張り出して長さを計測します。引き出したテープが固定できるロック機能がついている方が圧倒的に便利です。

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選び方

長さを測るのはDIYの基本。一番触れることの多いのがコンベックスなんじゃないでしょうか。

場所や使い方によって選び方はさまざま。
材質、テープの長さ、幅、ロック機能の使い勝手、大きさ、巻戻り時の感覚(衝撃など)、ツメ部分の壊れにくさなどなど。使えば使うほど、次に買うときに注意したい点が出てきます。

100均にも売っていますが、コンベックスは何気によく使うものなので、多少高くても手に馴染むものを選んぶことをおすすめします。

こだわりポイントはそれぞれかと思いますが、選ぶときの基本的なポイントだけ紹介します。

テープの材質

材質で耐久性が変わってきます。
安いものはスチールですけども、汚れたままで長期間放置したりしてると錆びます。錆びてもちゃんと巻戻るなら使えますけど。特に屋外や水回りで使う時は素材も気にかけたいところです。

材質の詳しい内容は、引用させていただきます。

スチール スタンダードな材質の芯材です。耐久性が高く、折れ曲がりにも強い点が特徴。またコストパフォーマンスも優れています。 ステンレス 耐水性が高く、サビに強い点が特徴の芯材です。雨の日の作業でも安心。または水回り作業が多い方や汚れやすい現場でコンベックスを水洗いする機会が多い方に向いています。 特殊樹脂コート 芯材の上にはコート剤を塗装するのが一般的。ポリエステルやアクリル樹脂などのコーティングをすることで、摩擦に強くなり耐久性が増します。またナイロンコートは更に耐久性が高く砂や埃の多い現場に、デュラコートは耐摩耗性が高くテープを引き出す頻度が高い方向きの素材です。

コンベックスの特長とJIS規格について 【通販モノタロウ】

私は耐久性のあるナイロンコート付きのを今は愛用中です。

テープの長さと幅について

短いよりは長いほうが汎用性がありますけど、長さも幅も大きくなるとお値段も高くなります。
でも幅が広めの方が長い距離を測る時もねじれにくいですし、メモリも読みやすいです。

長さ使用環境
2m13mmちょっとした小物を測る程度
3.5m16mm室内設置できるサイズの家具類など
5.5m19mm天井の高さを測る、部屋へ家具設置の配置を決めるなど
5.5m22mm垂直計測が安定
10m25mm屋外で使いたい場合

私は今は幅16mmで3.5mの500円くらいで買ったのを使ってますが、16mmだとちょっと安定感足りないなっていう印象です。

6フィート~10フィート(1820~3050mm)あたりを扱う時は、幅が狭いとちょっと大変なんですよね。垂直を図るときも、幅が広めな方が安定感がでます。

なので次に買い足す時は、5.5mmで22mmあたりを使ってみたいと思ってます。

ロック機能について

メジャーなんてどれも同じでしょ・・?と思ったら大間違い。

たまに、異常にロックが硬いとか、巻戻すときに超速で巻き戻っていく物があります。それ、危ないですから・・。怪我しますから・・。

頻繁に使うものなのに、いい加減に選ぶと結構後悔します。できることならお店で実物を触って感触を確かめて買うのがよいですよ。

レバー式

メジャーを引き出してからレバーをスライドさせてロックをかけるのがレバー式です。巻き戻す時はロックを外せば勝手に巻き戻ります。

スライドさせるタイプのものは、稀に固くて扱いにくいものもあるので、実物を触って動作確認することをおすすめします。

ボタン式

メジャーを引き出すと勝手にロックがかかり、巻き戻す時にボタンを押せば戻るのがボタン式です。レバー式に慣れていると反射的にボタンを押してしまうので、うっかり戻してしまうことがあります・・。

コンベックスのロックの効きが悪いと感じたら

ロック機能があると一人でも作業ができるのでとても便利な機能なんですが、使い方によってだんだんロックが効かなくなることがあります。

テープを引き出した状態で固定したいのに、ジリジリと巻戻っていってしまうという状態ですね。

それってもしかしたら、サンディングした時の細かいチリや、ほこり、土、油分などがテープに付着していて、滑ってロックがかからないのかもしれません。


そんなときは・・・

ロックがかかる部分までテープを引っ張り出し、アルコール除菌のウェットティッシュなどで拭き、更に乾いたティッシュやきれいなウエスで乾かすように拭き上げてみてください。

アルコールが入っているのを選ぶのは油分が取れるっていうのと、乾きが早いというところからです。単なる水拭きよりもきれいになります。

汚れが取れると、再びロックがかかるようになります。ていうか、できればたまにお手入れとして拭いたほうがいいんですけどね。

もし落としてしまっていたり、汚れがひどくて壊れてしまっている場合は買い替えしかありませんが、まだちょっとしか使ってないのにそんな事態になったら一回試してみてください。

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