DIYで使っている道具のひとつ、「ソーガイド・ミニ」についての説明です。
使いどころ | 利便性 | お値段 | 使用頻度 |
---|---|---|---|
その他 | ★★ |
だいたい 3000~3600円 くらい |
状況によりけり |
直角にきれいな断面でカットできない時は、ガイドを頼ってみるのもひとつの手です。
ソーガイド・ミニについて
「ソーガイド・ミニ」は木材を手でのこぎりカットをする時に、真っ直ぐにカットできるようにしてくれる補助器具です。
私が使っているものは旧式ですが、現在は色も渋めになっていい感じのデザインのものに生まれ変わりました。
Z ソーガイドF鋸セットの方が、使えるノコギリのサイズが大きめでカットの角度調整ができたりするんですけども、ミニでも十分に使えます。
メーカーサイト 岡田金属工業所 ソーガイド・ミニ
カットでありがちな失敗を減らせます
手ノコでのカットは慣れが必要です。力の加減がわからなくて切り口がガタガタになってしまったり、直角に切っているつもりが曲がっていたりするものです。
ガイドを使ってカットするときっと切り口に感動するはず。
満足のいく仕上がりの第一歩は「真っ直ぐで直角な切り口」といっても過言ではありません。
せっかくの材料を真っ直ぐにカットできないと思うような組み立てができなかったりして、残念な仕上がりになってしまうこともあるわけで、どうしてもノコギリだけでは上手く切れなくて、とにかく真っ直ぐカットしたい!と願うなら、一度使ってみるのはどうでしょうか。
慣れないうちはガイドを使って、慣れてきたらガイドなしで切ってもいいのですよ。
最初はガイドを使ってノコギリの動かし方を覚える。するとある日ガイドなしでもすんなりカットできるようになってたりします。
ソーガイド・ミニの中身
パッケージの中身です。
オレンジ色の物が「ソーガイド・ミニ」本体で、必要に応じて45度カット金具や並行スライダー、ダミープレートを使い分けてガイドにできます。
ソーガイド・ミニを買うと簡単木工作図ソフト「もでりん」のライセンス証が入っていまして、ソフトをダウンロードして使うことができます。
のこぎりは、ライフソー175Gが入ってきますが、単独で売っているライフソー175Sと同じものです。何が違うってグリップの色が違うくらいでしょうか・・?
替刃を買う時はライフソー175Sの替刃を買いましょう。
「ソーガイド・ミニ」を使った切り方
私は右利きですが、ソーガイドミニは外して固定させる部分の向きを変えることもできるので、左利きでも使うことができるようになっています。
角材の直角切断
基本の使い方は、こんな風に角材に引っ掛けてソーガイドミニを抑えながらのこぎりを動かします。
のこぎりは、シルバーのプレートのところにピッタリはまるようになっています。のこぎりの刃をケガキ線に合わせてカットする位置を決めます。
カットする時は、ソーガイド・ミニをしっかり抑えながら、切り進めていきます。写真は1×4材を何も固定せずに切っていますが、できるだけ木材も固定した方が安定して上手く切れます。
幅25mm以下の角材切断のやり方
細い木材でも使えます。
ソーガイド・ミニの幅よりも狭い木材をカットする時は、写真のように別の木材を補助に使います。補助の木材はカットすると一緒に切ってしまわないようにずらして抑えるのがポイントです。
板材の切断のやり方
板材を真っ直ぐカットする時は、平行スライダーとダミープレートを使います。それに加えて、ガイドに使える曲がっていない角材と固定金具を準備します。
先にソーガイド・ミニのオレンジ色の部分は外して、並行スライダーをセット。次にダミープレートをノコギリの位置に挟んでケガキ線に合わせます。
それから角材の位置を決めてC型クランプなどでガイドの角材とカットする板材をしっかり固定したらダミープレートを外して、のこぎりを入れていきます。
板材はとにかくしっかりと固定することが大事です。薄い板材を切る時はノコギリの刃はあまり立てないように寝かせ気味にしながら動かしていくと切りやすいです。
動画で使い方を確認してみる
メーカー公式の使い方の動画があります。こっちも見てみるとイメージしやすいかも。
また、箱の中に入っている取扱説明書に丁寧に使い方が書いてあるので、使い方に迷うってことはないと思います。
おまけについてくるソフトがいい
ソーガイドやソーガイドミニを買うと無償でついてくる簡単木工作図ソフト「もでりん」はかなりおすすめです。
参考 簡単木工作図ソフト「もでりん」-lifeホームページはDIYを応援しています
使い慣れないと戸惑うこともあるんですけど、しっかりマニュアルも用意されてますし、コツを掴むとむっちゃくちゃ便利。個人的には「もでりん」だけでも価値あるなあっていう感じで、設計の際は必ず使っています。
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