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セリアの木箱を使って作るスリムな引き出し。

箱物

セリアで買った既製品の木箱を使って奥行きの浅いタイプの2段引き出しを作りました。引き出しづくりに使える材料や作り方を書いてみます。

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ほっそい引き出し。


奥行きが浅いと入れるものは限られてくるんですけども、今回の引き出しは「デスク脇」で使うために用意しました。
何を入れるかって、付箋とかボールペンなどの細々した文房具を収納するためのやつですね。

ディアウォールで柱を立ててから細い棚を作りつけているんですけども、そこにきれいに収まるサイズで考えました。つまり1×4材の棚でも使える引出しです。

もちろん卓上で使ったりもできます。

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出来上がりサイズ

今回はセリアにちょういいサイズの木箱があったので、それに合わせて作る形をとりました。

出来上がりサイズ
外寸:約[高]115×[幅]250×[奥行]80mm


使った木箱はこれ。
写真はすでに色つけちゃったものなんですけど、実際は箱の色は白くて「STORAGE」っていう部分はもっと黒でベタ塗りされていました。

使った既製品の木箱サイズ ※セリアで購入
外寸:約[高]40×[幅]235×[奥行]70mm

この木箱をもとに、サイズを合わせて板を切り出して引き出しに仕立てたということであります。

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使う板材のパターンとカット

今回使った板材は端材なので組み合わせがバラバラなんですけども、新しく購入するならば以下のような材料で作ることができます。

ホームセンターでファルカタ集成材を買う

〈ファルカタ集成材〉
150×910×6…1枚

6mm厚の集成材って手に入りにくいかもしれないんですが、ファルカタ集成材は軽くて柔らかくてカットしやすいので私は好んで使っています。無垢材よりも集成材の方が剃りが少ないっていうところもポイント。ステインやワックスを使っても木目が活きてくるっていうのもありますかね。


材料のとり方は、このようになります。板一枚で十分間に間に合います。

セリアのみで探す

〈板材〉
150×450×9…1枚
120×450×9…1枚
90×450×9…1枚

今の所セリアで買える板材は厚さが9mmに限られます。(2018年6月現在)

桐素材で柔らかくカットはしやすいんですけども、反りが多い材料なのでよく選んで買ってきましょう。
セリアで木箱をみつけたらそのまま板材も一緒に買ってこれるので、買い出しはラクではありますね。


材料のとり方は、このようになります。
板の厚みが増すのでこのとおりのサイズでカットすると、できがりサイズは少し大きくなります。

ダイソーで探す

〈板材〉
120×400×6…2枚
90×400×6…2枚

ダイソーには6mm厚の板材があるんですよね。(2018年6月現在)
でもお店によってあったりなかったりするので、見つけたらラッキーっていう感じでしょうか。

なければ9mm厚で対応するとかになるでしょうか。

ダイソーの板材も桐素材で柔らかくカットはしやすいんですけども、反りが多い材料なので選んで買ってくる必要があります。


材料のとり方は、このようになります。

ホームセンターで合板もしくはMDF

〈ベニヤorMDF〉
450×300×5.5…1枚

厚さは最低でも5.5mmは欲しいなあと私は思っています。ベニヤ板ならシナ合板なら、塗装もきれいに仕上がります。ステイン塗っても木目出ますし。
MDFだとシートを貼るかベタ塗りになるでしょうか。
カットが上手くできるならMDFの方が引き出しづくりには向いてると思います。その場合、接合はボンドのみになります。


材料のとり方は、このようになります。

ちなみにセリアにも450×300の合板が売っていますけども、厚さは3mmしかありません。
私にはこの厚さで棚を組み立てるのは無理ゲーなんですけども、使うなら背板のみに使うとかそういう使い方をすることはあります。

塗装と組立

板材をカットできたら、


図のように組み上げていきます。
組立の順番は特に決めてませんが、私は外枠を作ってから中の板をつけますかね。真ん中に設置できるように印をつけながら固定することも忘れずに。

セリアの木工ガイドを使うと便利です。

セリアの「木工ガイド」が結構使える。
セリアに売っている「木工ガイド」の使い方。

ボンドだけでは心配なので、小鋲も使ってとめています。

塗装については、先に塗装してもいいですし、組み立ててから塗装してもいいです。
でもボンドの接合を考えるとなんとなく組み立ててから塗装のほうがいいような気もするんですけど、そのへんは各自の勘で決めてください。


今回は、組み立ててから塗装してます。塗装っていってもアンティークワックスを刷り込んだだけなんですけども。


セリアの木箱の方は、そのまま使うと重くなるので少しヤスリを掛けて傷をつけてからワックスを塗りました。


塗装が乾いたら最後に取手をつけて完成です。取手はセリアで買いました。
板の厚さが足りないので裏側に端材を噛ませて固定しています。

完成後の形


というわけで、作った引き出しはこのように収まっています。
棚板は1×4材なんですけど、ちょうどよくはまります。


全体の形。


背面はこんな風になってます。そこらへんにあまっていたシナベニヤ板を使ったので穴があいてるんですけど、お気になさらず。


引き出しを取り出したところはこんな感じ。至ってシンプルですね。

小さいサイズなので収納力はないですけども、散らかりがちな小物整理ができるのはいいですよ。

▼そうそう。既製品の箱を使った引き出しは他にも作ってますので、こちらもおすすめです。

セリアのブリキ缶を使ってシブめの小物入れ引き出しを作りました。
既成品のBOXを使って作る引き出しの作り方。使っている材料についても詳しく解説。

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