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木製食器やカッティングボードの塗料にwoodfoodワックスを常備したい理由。

塗装をする

木製のまな板や食器に使っても全く問題のないワックス、WoodFoodの製品を使うようになりました。自作のまな板に塗布するのはもちろん、普段のお手入れ時の使い勝手、気になる塗装時の「におい」についての話をします。

まな板や食器に使える塗料

以前から安心して使える塗料には気をかけていて、使う場所によってはそういう塗料を選ぶようにしていました。食品に触れるものは、専用のものでないと心配すぎますし。

まとめ記事 玩具や食器にも使える塗料まとめ。 | ぴらめこのDIY

普段使いは乾燥時間がネックになる

木工DIYするのは家具系ですが、既製品の木製のカッティングボードや木製食器も好きで使っていて、くたびれてきたら胡桃油を塗ったりして使っていました。しかし、とにかく乾燥時間がとられるのが辛くてですね。あまりに面倒だとお手入れが苦痛になってくるんですよね。

考察 木製食器はどう扱う? | ぴらめこのDIY

オイルは塗りやすく浸透しやすいのが良いけれど、完全に乾燥するまでの時間がかかります。乾くと固まる性質をもった油とはいえ、固まるまで数日かかる。冬なんて10日以上かかることもあるし、まな板や食器類はすぐに使いたいものだから、そこまで待ってられないのです。

塗料にワックスを選ぶと、乾燥はオイルより比較的早いです。しかし種類を選ばないと、なかなか独特なニオイが気になります。トレイくらいならダイレクトに食べ物を載せるわけでもないので、我慢して使っておくか・・と思えるけれど、さすがに木の食器、スプーン、カッティングボードなんかは、食べ物が直接触れるからやっぱり躊躇してしまいます。

匂いって好みもあります。気になりにくいオイルを使っておくか、乾燥時間を早めたワックスを選ぶべきかは、なかなか決めにくい部分があったんですよね。

日常使いはいつでも塗れる手軽さがポイント

以前まではみつろうワックスを使っていたんですけど、切らしたので、新しいワックスを新調しようとAmazonを物色していました。そしたらモロに食器OKなワックスがあることを知り、使ってみたら常備品にぴったりだったという話です。

届いてみたらとても塗料とは思えないくらいデザイン性のいいパッケージに動揺。まるでLUSHにあるパックみたいな雰囲気ですが、この形状が単にオシャレなだけでなく、毎日の使いやすさも考えられてのことなんだとわかるようになり、一層惹きつけられました。

Amazonで各種取扱あり

Amazonページ Amazon.co.jp: wood food

出しっぱなしでも違和感がないパッケージは意外と大事ですよ。一度塗ったら数年塗り直す必要がない塗料であれば、どんなパッケージでもいいんですけども、月に数回の頻度でそれなりに使うものは、リビング付近に置いておきたくなるので。

WoodFoodのワックスの特徴

写真は内容量180gのもの

公式サイト Home – Junno Design

メーカーの情報収集をしてみると、もともとアメリカやヨーロッパでカッティングボードに使うワックスとして販売されていたらしい。Made in Japan仕様で販売されているのは最近のことのようです。(職人魂がすごい日本のことが気に入って、日本から販売している)

確かに海外ぽい感じがあるけど、日本製でこういう香りにもこだわったワックスってすごく珍しいなと。自然派なものはあったけど、種類は限られていたわけで。

製品情報をみると原料にこだわりがあります。

WoodFoodワックス ココナッツの特徴
  • 無垢の家具やカッティングボード、木の玩具などに使用できる木材お手入れ用天然ワックス。
  • 必要な油分だけ吸収される為、木の乾燥を防ぐだけではなく木目の美しさを保ち長持ちします。
  • 原料は100%純粋産蜜蝋をベースに、天然のココナッツオイル、食品グレードのミネラルオイル。
  • 口に入っても安心安全なワックスです。
  • 爽やかな甘いココナッツと蜜蝋のほのかな香りです。

※Amazonの商品説明より

製品の原料は天然原料のみ。「国産の蜜蝋とJAS/USDA認定のオーガニックココナッツオイル、そして食品用グレードのミネラルオイルの3種のみ」で作られている蜜蝋ワックスです。

口に入れても入れても問題のない」との表記もあり。まさしく食器やカッティングボードに最適な塗料。赤ちゃんがなめても大丈夫なくらい安全なものらしいです。少々高いのもうなずける。

WoodFoodは4種類の違う香りのワックスの取扱があるのですが、一番柔らかいワックスのココナッツを私は最初に選んでみました。

好みの香りが選べます

その他の種類については以下のとおり。

ヒバは、天然抗菌性に優れたヒノキチオール配合。

ミントは4種類のフレーバーの中で二番目に固めのワックス。(ニュートラルの次に固い)

ブラッドオレンジは4種類のフレーバーの中で二番目に柔らかいワックス。(ココナッツの次に柔らかい)

ゆずのフレーバーが香るソフトワックス。

ニュートラルは4種類のフレーバーの中で一番固めのワックス。無香料。

好きな香りのワックスはお手入れも気分がいいです。

「塗料は我慢して塗るもの・・」という概念が刷り込まれてきましたが、何度でも塗りたくなるようなワックスは選ぶのが楽しくなります。

においと使い勝手について

フレーバー(香り)は塗装時こそ香るものの、乾燥すれば完全に消えます。私が使用したココナッツはほんのり甘い香り。本当にほんのりやさしく、注意深く嗅げばわかるくらいの香り。乾燥するまでの間、部屋に甘いにおいが充満することはありませんし、具合が悪くなることもないです。

室内温度が26℃の状態ではマーガリンくらいの硬さ。ドロっとした感じはなく、ちゃんと固形なんですけど、練れば柔らかくなるという質感。

付属のヘラで少し取って、あとはスポンジなどで伸ばしていくだけの簡単塗装です。大変良く伸びるので、変な力もいらない。白く乾いてしまったカッティングボードがみるみるうちに、しっとりとした濡れ色に変化していく様子を楽しむことができます。

実際にカッティングボードに使ってみると、塗りやすいことはもちろんですが、とにかくニオイが全く気にならないことに驚きました。手にワックスがついても嫌じゃないんですよね。潤ってくれてうれしいくらい。

塗ってから5~10分おいてから余分なワックスを軽く拭き取れば、もうね、すぐに使い出すことができるくらいに仕上がっていて、しっとりといい感触です。最初から厚塗しないで、数回に分けて薄く塗り込んでいくと一層仕上がりがきれいになります。

ここぞとばかりにカッティングボードの手入れをしまくりましたが、どれも大満足の仕上がり。付録でもらったOPINELのカッティングボードもダイソーで買った200円の竹製カッティングボードもまだまだ使えそう。

濡れ色になることで細かいキズが目立たなくなります。でもできればサンドペーパーで整えてから塗ったほうがいいとは思います。時間と気力があれば。

休みの日にこういうのをお手入れするのって楽しいよね。

ワックスを塗った後は、見た目がよくなるだけでなく撥水性がでます。汚れもつきにくくなる効果もあり。

カッティングボードは普段はきれいに汚れを落としてしっかり乾燥させておけば、神経質にあつかわなくても大丈夫です。毎日使うなら、週1あたりを目安にまたワックスを塗っておくくらいで長持ちすると思います。

胡桃油を主体に使っていた頃はそんな頻度で手入れするなんてとても考えられなかったけれど、WoodFoodワックスなら全く苦痛じゃないです。ワックスのボトルも出しっぱなしにしていても違和感のないボトルだし、蓋はスクリュー式だから開けやすいし、そろそろ塗っておくか~、と手軽に扱えるってメンテンスとして最高のワックスですよね。

専用のアプリケーターは必要か?

WoodFood用のアプリケーター(塗布用のスポンジ)もあります。これは買うべきかという話ですが・・

ぶっちゃけ、カッティングーボードや食器に塗るくらいなら専用のはなくても間に合います。普通に食器洗いのスポンジなど使ったりすれば薄くキレイに塗れますし。

もしテーブルや椅子などのそこそこ面積があるところに塗る場合は、間違いなく専用のがあったほうがいいと思います。そりゃあまあ専用品ていうのはそういうもので、たくさん使うならあるに越したことはないのはもちろんなので。

しかし、とにかく公式の使い方動画をしっかり見てみてほしい。

この動画を見て私は、アプリケーターは圧倒的にワックスとセットで置いておくべきものじゃないか考えを改めました。

なんと、180gの容器の開口にアプリケータースポンジがフィットするようになっている・・!しかもアプリケーターのスポンジは洗う必要がなく、キャップをつけてそのまま保存しておけるという便利さ・・!

ワックスは気がついたらパッと塗って放置しておけるのがいい。たしかに塗るために道具を準備する手間が微妙にめんどくさいところもあるんですよ。

ちょっと嫌なところ
ワックスを塗る時の微妙な手間
  • 新しいスポンジを買う、そして適当な大きさに切るなど
  • 適度なウエスを準備
  • 塗り終えてからの乾燥時間
  • 塗り終えた後の道具の管理(ウエスを広げて乾燥させる、もしくは水に浸して濡らしてから処分など)

それなりにあるもので済ませられるのがワックス塗布のいいところなんですけど、塗る工程に入る前にチマチマ準備する必要があると、お手入れを先延ばしにしてしまうんですよね・・。

そういったわけで、後から私もアプリケーターを買い足しました。

でもこのアプリケーターなら、出してきて塗ってそのままキャップでOK

感覚的に革靴に艶を出す簡易的なクリーム付きスポンジみたいなもの。お化粧で使うファンデーションに専用パフがついているのと同じことですよ。最後の仕上げはウエスでちゃちゃっと乾拭きで終了。

スポンジ部分はワックスが固まるということはないですね。キャップがきいてるのかも。

お手入れの流れ的に、ワックスとセットで置いておくと大変便利です。手袋ナシでパパッと塗っておけます。

オイルも併用するともっと長持ち

ワックスのみでも使用できますが、保湿と保護目的としたサラッとしたオイルも併用することで木製品のもつ風合いを長持ちさせることができるようです。

オイルと聞くと乾燥時間はどうなんだと敏感になってしまうけれど、このオイルは乾燥させるというより保湿が目的のオイルなので、そういうことは気にしなくてよさそうです。オイルを塗ったらその上にワックス、という流れで使うもの。

オイルもフレーバーが選べるので、好きな香りで楽しめるのはいいですね。(乾燥するとにおいは消えます)

たしかに、あまり手入れをせずに長年放置していると木肌がカッサカサになります。ひどい時は割れてしまうこともある。そうなるまえに保湿して、それからワックスで仕上げておくと長持ちするというのは理解できるかも。

人の肌も化粧水をつけてから乳液やクリームで保護しますし・・。そうか化粧水みたいな感覚か。

特に洗剤を付けて洗いまくる食器系は痛みが早いので、オイルを染み込ませてからワックスで仕上げてお手入れするのをやってみようと思います。

公式のショップからも購入できます

これまでは木製食器はお手入れが難易度あがるから、良いなーと思ってもガシガシ使うには勿体ないなーと思い切って使えていなかったんです。

でも安心して使えるオイルとワックスがあって、個人でも普段の手入れがちゃんとできるとわかれば、木製の食器を選ぶ楽しみがもっと増えそう。

食器だけなく、普通に家具にも使えるワックスです。特に幼いお子さんやペットも家族でお住まいの場合は塗料には気を使うと思います。そういった家の方にもすごくおすすめな塗料なので、検討されてみてはいかがでしょうか。

公式サイト Home – Junno Design

AmazonPayも使えるよ!

公式のお店からも購入可 wood food(公式SHOP)

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